2010年 07月 31日
ヴェッキオ宮を右に曲がると、ウフィッツィ美術館です。 上を見上げると、ヴェッキオ宮の南側部分から渡り廊下が見えました。 一般入り口には、長蛇の列が出来ていました。さて予約したコピーを持って案内の地図を頼りに予約チケット 購入窓口を探すと、右側の建物に③の看板が出ていました。 お陰様で、コピーを渡して、簡単に入場券を購入する事が出来ました。後は①番の列へ行って入場です。 ほとんど待ち時間はありませんでしたが、例によってセキュリティチェックがあり、ようやく入る事が出来ました。 美術館の中は、撮影禁止の上に有名な画には、ガードのプラステック板が貼ってあったりしました。 やはり、ボッチチェリの「ヴィーナス誕生」や「春」の前には大変な人だかりが出来ていました。 先にサンマルコ修道院で、フラ・アンジェリコの「受胎告知」を見たので、レオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」 印象に残ったのは、ボッチチェリの「受胎告知」のマリア様の表情と仕草でした。 ラァエロの「ひわの聖母」を探したのですが、貸し出し中の様でありませんでした。絵はがきからのコピーです。 ラファエロの作品『小椅子の聖母』はありました。 聖母子となると、フィリッポ・リッピ作『聖母子と天使』ですねー。 廊下に椅子があるものの空いていません。アルノ川の見える場所で小休止です。ヴェッキオ橋が見えます。 コジモ一世の時代ピッティ宮とウフィッツィをつなぐ「バザーリの回廊」がつくられ、その名残が見えています。 あちこち見て歩いて疲れたので、西棟にあるバールへ行きました。 バールのテラスは、シニョリーア広場のロッジャの上なのです。テラスから見える、ヴェッキオ宮の塔。 結構楽しんで4時間近くも居た様です。出て来ると大道芸をやっていたらしく、大変な人でした。 そんな訳で、実りの多いイタリア中部の旅になりました。長い間ご覧戴いて有り難うございました。
by yas_asami
| 2010-07-31 09:34
| 10イタリア中部
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