2009年 08月 15日
ハイデルベルクの見どころは、この案内板にある様に旧市街地なのですが、やはりハイデルベルク城が中心 になります。地図をWクリックし、更に上の青いバーの上でWクリックすると大きく表示される様になります。 お城に登るには、P12の処のケーブル駅からケーブルを利用するのですが、我々はツアーのバスで登って しまいました。駐車場からやや歩くと、場内の庭園に出ます。そこには、1615年にフリードリッヒ5世がお妃 エリーザベトのために一夜にして建てた門がありました。エリーザベト門 そこからほどなく、橋楼に出ます。ここが入り口になっているのです。 お城に入って振り返ると、中央が城門塔 Torturm、右が1400年造のルプレヒト館です。 ルプレヒト館の入り口のレリーフ。二人の子供の中に、コンパス(建築技師のトレードマーク)が入っています。 伝説によれば、建築を請け負っていた大工の棟梁の双子の子供が、館の完成直前に工事場に来ていて足場 を踏み外して死んでしまいました。双子は、悲しみに沈む父親の夢枕に現れたと言います。 翌朝彼が目を覚ますと、昨夜のしおれたバラの花輪が新しい花輪となって、ベットの脇におかれていました。 そこで大工の棟梁であった父親は、この夢をもとに石の彫刻像を造り、コンパスを彼の職業のシンボルとして はめこんだとのことです。 1601~7年造のフリードリヒ館。ハイデルベルク城の中心になる建物です。 この建物の右手に、巨大なワインの大樽があると言うので見に行きました。大樽の前に番人の人形が居ました。 イタリアから来た、道化師ベルレオの像だと言う。大酒呑みだったがやがて大樽の番人になったとの事。右手に ある箱の下の取っ手を引くと、動物の尻尾が飛び出し、吃驚して卒倒する貴婦人を介抱するのが、ベルレオ の趣味だったと言うが・・・。(どうしてこんな処にびっくり箱があるのかと思いました) 大樽は、直径7メートル、容量は22万リットルのワインが入る、2階までもある大きなものでした。 城の北側のテラスからは、旧市街とネッカー河、カールテオドール橋、聖霊教会が見える絶好のポイントです。 対岸の中腹に見えるのが哲学の道で、そこから見るハイデルベルク城の眺望が素晴らしいとの事です。
by yas_asami
| 2009-08-15 22:31
| 09南ドイツ
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