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2014年 06月 18日

大阪市北区 円頓寺のキョウチクトウと落語「鷺とり」

今日は1ケ月振りに、梅田へ行って来ました。大阪市北区の太融寺の西にある円頓寺の紅色とピンクのキョウチクトウ
を撮って来たりですが、この円頓寺には次の様なお話があるのです。
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江戸時代から北野の萩の寺といえば、円頓寺(えんどうじ・えんとんじ)のことだったようです。場所は大融寺の少し
西側になります。この辺りまでが北野地区だったんですね。
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円頓寺は落語にも出てきます。「鷺とり」という噺で、最近の落語ブームで初心者にも分かりやすくて
面白い噺なのでよく掛けられています。当時この辺りは鷺がたくさん集まってくる湿地帯だったようです。
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『面白い男があったもんで、日の暮れるのん待ちかねよってポイッと表へ出ます。松屋町筋をば北へ北へ、天神橋ヒョイッと渡りまして、道を左へとりますといぅと一帯が北野でございます。萩の円頓寺へやってまいります。
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夜が更けておりますので、寺門は閉まっております「どっから入いろかいな?」とキョロキョロしてますといぅと、
ひょ~しのえぇことに、昼間お仕事をしました左官屋さんが梯子を忘れております。これ幸いと塀に立てかけまして
トントントン、もったいない話でございますが、墓石踏み台にしてポイッと下へ飛び降ります。
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闇にすかしてジ~ッと池の方を見てみまするといぅと、池には話のとぉりサギがビ~ッシリと居りまして、高いびきで
寝ております。サギといぅ鳥は大変警戒心の強い鳥やそぉで、大体なれば必ず一羽用心のために起きているんや
そぉですが、その日の日直に当たったといぅか、宿直に当たったサギといぅものが、我々同様いたってえぇかげんな
やつで「ここしばらく事故が無ないねぇ」っちゅうことで、皆と一緒に「グォ~……」寝てよったんです。』 「世紀末亭」より
これは白花のキョウチクトウです。現在は境内も狭くなり、萩も全く見たあたりません。
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この円頓寺の角を東に曲がると、淀君のお墓のある「太融寺」の西門が見えます。クリックで大きなります。
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「天保新改攝州大阪全圖」より
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昭和56年 桂 枝雀「鷺とり」


by yas_asami | 2014-06-18 23:58 | 植物 | Comments(3)
Commented by nkyoshii at 2014-06-19 04:52
久しぶりに枝雀さんの落語、中程にチラリ「圓頓寺」の名、枝雀流の訛
りで聞きにくいですが・・・、朝早くから有り難いことです。昔の地図に妙
香院や桜の大木がある法傳寺も並んで、寺町ですね。こんなにして戴
いても来年キョウチクトウ撮った寺の名忘れるのでしょうね~。
Commented by keko at 2014-06-19 06:57 x
何でもよくご存じですねー。  落語はあまり知らないのですが・・。
懐かしい枝雀さんのお声 久しぶりです。 ゆっくり聞かせて頂きます。
キョウチクトウ 色んな色 きれいに咲いていますねー♪
Commented by tako-sun at 2014-06-19 13:49 x
このたびは面白い趣向でした。落語は大好きなものですから、ついつい読み進み、動画のところへ・・・(^^;)。動画(音声)は枝雀さん絶頂の頃(40歳代)の高座ですね。ほんとうに久しぶりに楽しませていただきました。


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